MIGHTY-MAC(マイティーマック)

マイティーマック最終
MIGHTY-MAC(マイティーマック)は、1908年にアメリカ、マサチューセッツ州グロスターで創業され、ヨットやセーリングにまつわるウエアを展開していたブランドです。1990年代に惜しまれながらもブランドが消滅してしまいましたが、2008年に35summersが実名復刻を果たし、現在に至ります。1970~1980年代に当時の舶来品としてファッション通からも支持を得ており、目利きのあるセレクトショップでも取り扱いがありました。

MIGHTY-MAC(マイティーマック)は、その長い歴史の中で、面白いディティールを持つ名品をたくさん生み出しており、中でも最も有名なものが”T-BAR”というT型のジッパーを搭載したボートジャケットであるARO DECK(アロデック)というシリーズです。このT-BARにより、セーリングの選手がグローブをはめたままでもジッパーを開閉しやすい仕様になっております。このARO DECK(アロデック)には、肩にDカンが付いており、そこにバッグを取り付けすることができ、ハンズフリーとしての機能をうたっておりました。このハンズフリー機能をBAGOLETS(LET'S GO BAGの逆読み)と命名してたり、ほかにも観音開きになるフードの仕様等、面白いディティールの宝庫としてヴィンテージや古着市場でも人気のあるブランドです。

またグロスターは港町でヨットやセーリング等をする富裕層が多いところですので、MIGHTY-MAC(マイティーマック)は富裕層向けのウエアもたくさん展開しておりました。ウールパイルのコートや、コーデュロイのジャケット、その他スキーウエア等も手掛けており、今でもグロスターにはMIGHTY-MAC(マイティーマック)の博物館が残っているほど、大きなブランドでした。